- 億り人は楽してなれるものではないが、決して夢なんかではない
- 億り人になるための計画をしっかり立てる事が大事
- 億り人になりたいけど、リスクは抑えて堅実に目指したい人
- 中長期的(10年〜15年)な目線で考えられる人
はじめに
「億り人」という言葉が流行ったのは2017年くらいだったでしょうか。
当時ビットコインをはじめとする仮想通貨において歴史的バブルが発生し、その急上昇で大儲けして何億という資産を構築した人達が大勢出てきました。
その時くらいから、株やFX、その他の投機や投資で1億円以上の資産を持つ人の事を「億り人」と呼ぶようになり、今現在でも多く投資家やトレーダーの一つの目標として位置付けられています。
実は私も「億り人」を目指している1人です。それを夢見てから7年目となり、億り人は単なる夢では無く、「努力すれば自分にもなれる!」と思えるようになってきました。
本記事では、そんな私の億り人へのロードマップと具体的な実践内容について紹介していきたいと思います。
ただ、最初に伝えておきますが、私には一発大逆転を狙うという考えはありません。
ギャンブルのようなやり方でラッキーで億り人になっても、考え方や思考が成熟していないと、再度ギャンブルに走って資産を無くしてしまう可能性が高いと考えています。
「億り人」を目指す過程で考え方や思考が成熟していき、稼ぐノウハウや人脈、スキルが向上していくはずです。
その過程を経て「億り人」になることができれば、目標を達成した後でも大きく崩れることはないでしょう。
従いまして、一発逆転の手法を求めている方にとってこの記事は参考になるポイントはないことはご承知おき下さい。
前置きはこれくらいにして、本題にはいりましょう!
私が「億り人」を目標にする理由
私にとって「億り人」は、単なる金銭的な目標を超えた、より豊かな人生への憧れです。
私がこの目標を掲げる理由は、労働時間を減らし、その解放された時間を家族や自分の趣味に費やすことで生活の質を高め、より充実した毎日を送りたいと考えているからです。
また、世界各地を自由に旅することで、さまざまな文化に触れ、新たな視野を広げることも私の願いです。
しかし、これらを実現するためには、生活の基盤となる不労所得の仕組みを構築することが必要です。
私の場合、その不労所得の具体的な目標は400万円です。
[400万円の根拠]
① 最悪働かなくても十分生活できる金額
➁ 投資信託を毎年4%づつ取り崩して作ることを想定
③ 4%という数値はトリニティスタディの「資産額の4%を毎年取り崩して使っても、98%の確率で、30年間資産が枯渇しない」という研究結果を基に決定
④ 1億円の4%が400万円
つまり、私にとって必要な生活費を不労所得で賄える額が「1億円」なのです。
私が億り人を目指す理由はそこにあります。
どのようにして目標を達成するか?
では一体どのようにして「億り人」という目標を達成しようとしているのか?
具体的に実践している内容をロードマップと共に説明していきたいと思います。
億り人になるためのロードマップ
現状の私の収入源
まず、私の収入源について紹介しておきます。
キャッシュポイントは可能な限り多くしておく事が重要であると考えており、大きく4つの収益源を作っています。
- サラリーマンとしての会社からの給与
- FXの自動売買ソフト(EA)開発をベースとした収益化(販売、アフィリエイト)
- FXトレード(EAを活用)
- 投資信託の積み立て
上記4つの収益源を組み合わせて、私がどのように「億り人」になることを計画しているのかを簡単に紹介します。
億り人になるための計画書
「億り人」になるためには、
- いつまでに(When)
- どうやって(How)
を決め、その計画に従って推進していくことが重要だと考えます(もちろん途中で軌道修正も必要)。
しっかりとした計算と根拠も無く達成できるほど甘くはないと思っています。
計画の概要
- 資産一億円は最終的には投資信託で形成する
- 投資信託は毎月一定額積み立てる
- 投資信託の積み立ては会社の給与だけでは赤字になるような大きな額を設定
- 赤字を会社の給与以外の収入にてカバー
ポイントは、大きな額の積み立てを自動設定にしておくことです。
当然、生活するための銀行口座は何もしなければ減っていきます。減らないように会社の給与以外の収入を増やしていくことが求められます。
人間は怠ける癖がありますので、このように、自動的に自分を追い詰めることで、やらざるを得ない状況を作ることもテクニックの一つであると考えています。
また、私の得意分野はFXトレードですが、それで達成できるとは思っていません。
FXは金額が大きくなればなるほど勝つ事が難しくなります。スリッページやドローダウン時のメンタルなど理由は様々です。
一方、投資信託(株式)は理論上では長期的に上昇すると言われています。経済成長が永遠にマイナスになればそうはいきませんが、そんな事は長い歴史を考えるとほぼあり得ません。
大きな資産を築くには、圧倒的に投資信託が有利だと考えます。
計画の詳細
ここは私の実際の収入や資産状況では無く、ケーススタディとさせて頂きます。
[ケース1]
達成期間:10年
現在の資産:200万円
→毎月62万円の投資信託の積み立てが必要
[ケース2]
達成期間:10年
現在の資産:3000万円
→毎月33万円の投資信託の積み立てが必要
[ケース3]
達成期間:15年
現在の資産:200万円
→ 毎月36万円の投資信託の積み立てが必要
[ケース4]
達成期間:15年
現在の資産:3000万円
→ 毎月14万円の投資信託の積み立てが必要
いかがでしょうか?
なかなか厳しい数字だと思ったでしょう。でもやってやれないことはないと思いませんか?
家庭を持っていたら共働きと副業を組み合わせたらなんとかやれますし、若くて独身の方は例え今は資産が少なくても時間は無限にあるのだから色んな収益源を開拓してみると良いかと思います。
とにかく現状を把握した上で目標達成時期を決め、そこから逆算して何をしなければならないか、月にいくら稼ぐ必要があるかの計画を立てることが重要な事で、全てはそこから始まります。
計画の実行ポイント
ここでは、私が意識していることをお伝えしたいと思います。
サラリーマンとしての立ち振る舞い
サラリーマンとしてのキャリアを通じて経済的な自立と成長を目指すにあたり、戦略的な立ち振る舞いが求められます。
まず、仕事においては昇進を目指し給与の増加を図ることが重要だと私は考えます。
しかし、その過程で「社畜」となり、自分の時間や他の収入源の開拓を犠牲にしてはなりません。
時間管理を徹底し、仕事の効率化に努めることで、プライベートな時間や他の収益活動にも余裕を持たせることが必要です。
特に管理職になった場合は、残業を最小限に抑えることで、このバランスを保つことがさらに重要になります。
無駄なことは徹底排除。業務の自動化を図る。仕事は思い切って部下に任せる。部下も早く帰らせる。
組織として残業をゼロにするにすることは会社にとってもプラスですし、きっとあなたの査定にもプラスに働くでしょう。
更に、本業に副業のスキルを活かすことも大事です。
私の場合、副業で学んだプログラミングスキルを活かし、本業の設計業務を自動化することにチャレンジし、実現成功しました。
その事が評価されて昇進し、今は部下11人を抱える課の課長として働いており、給与も増えました。
副収入はストック型がオススメ
会社の給与以外の収入については、収入を仕組み化することが時間にないサラリーマンにとって重要なことです。
私の場合、FXのトレードをEA(自動売買)を使って自動化しています。そしてそのソフトも自分で開発していますので、それを販売したり、アフィリエイトに使ったりということをしています。
このように、サラリーマンの場合は一度仕組みを作ってしまえば収益が得られる、いわゆるストック型のビジネスとすることがおすすめです。
ただし、ストックし続け、雪だるま式に増やしていく事が必要です。
ストック型ビジネスも複利で拡大
ストック型ビジネスである程度収益を得る事ができれば、その資金で投資や外注をして生産性を向上させていきましょう。
例えば、処理の早いPCや2ndモニターを買う、営業活動やなんかしらの管理を外注化するなどです。
そうすることで複利的に収入を増やすことができます。
収益性の見積もりができるようになれば、投資や外注がやりやすくなるので、ある程度収益性が見積もれるようになったら積極的に活用していきましょう。
私もこのブログサイトは外注して作成しましたし、色々生産性を高めるための投資を他にもしています。
FIREを達成した私の弟は言っていました。
「とにかく外注できるものは全部外注しろ!!」と。
投資信託の具体的実戦方法
長期的な視点で安定した収益を目指す場合、投資信託が有効な手段となります。
投資信託は、初期の段階では資産の増加が緩やかに感じられるかもしれませんが、複利の効果により着実に資産を増やしていくことができます。
この方法は、安定した経済的基盤の構築に適しており、時間が経つにつれてその価値が顕著になります。
私の具体的な手法
中長期の戦略なので、基本的には株式を長期保有します。積み立ての割合は以下の通り。
外国株:50%
国内株:35%
国内外債券:15%
全部株式でもいいのですが、大きな下落が起きた時に債券を売って株式を買えるように、債券も購入しています。
大きな下落の定義は難しいですが、私は月足のボリンジャーバンドの-2σを割った時にこれをしています。
どのタイミングで実施するかは正直運要素が大きいので、十分下がったなと思ったらでも良いかと思います。
株式は基本売却しません。保有し続けます。
以上が私の具体的に実施している実践内容となります。
億り人は目標でありゴールではない。その後のことを考えよう
億り人になることは、多くの人にとって一つの大きな目標ですが、この目標を達成したとしても、それが人生の終点であってはならないと考えています。
実際、億り人というステータスは、新たな人生の章の始まりに過ぎません。
この段階に達した後、重要な問いに直面します。「億り人になった後、何を成し遂げたいのか?」
経済的な自由を手に入れたことで、時間をどのように使うかは、自分自身の手に委ねられます。
私の個人的な夢
私は将来的には、色んなところに住みたいと思っています。
・海の見える、オーディオルームがある部屋に住んでみたい
・海外を転々とし、日本では体験できない事を色々やってみたい
私には子供がいるので、子供達が自立したタイミングなろうかと思いますが、計画的にもちょうど良い感じです。
このようにして人生の質を高めることで、自分自身や周囲の人々に対してより大きな価値を提供するようになれるでしょう。
たとえば、社会貢献や慈善活動への参加、あるいは自身のビジネスをさらに発展させることにより、自分だけでなく、他者の人生にも肯定的な影響を与えることができるのではないかと考えています。
億り人というステージは、人間としても成熟させてくれるに違いないと私は信じています。
最後に
いかがでしたでしょうか?
正直、大した事は書いておりません。計画を立てて実践しようと言っているだけです。
しかしながら、この当たり前のことが大切であって、「億り人」という高い目標を達成を成し遂げる為の唯一の方法だというのが私の個人的な考えです。
この記事で皆さんに新たな知識を与えることはできなかったかもしれませんが、モチベーションになったと思って頂ければ、この記事を書いた意味があったと思います。
皆さんがそれぞれの夢を叶える事を祈念して、この記事はここまでとしたいと思います。
それでは!